あなたが普段使用するパソコンのドライブの文字は何ですか?

パソコンのドライブにはアルファベットが振られており、CやDなどがあります。NECなどは以前、CD-ROMドライブとして「Q」ドライブを使用していました(理由はよく分かりません)。
「あ〜、そうそう懐かしいねぇ」と言われる方はかなりのパソコン通です。

このようにドライブに対して割り当てられる文字のことを「ドライブレター」と言います。Windowsの場合、ドライブレターはAからZの範囲で割り当てられます。つまり、26個の論理/物理ドライブを作ることが可能なわけです。

現在、ほとんどのパソコンで標準的に使用されるドライブレターは「C」ドライブです。そして、「A」ドライブがフロッピー、「D」「E」あたりがCDやDVDの光学式ドライブ用として使われます。

ここで次のような疑問を持たれる人がいるかもしれません。
「Bドライブは無いの?」です。

実はBドライブも「あった」のです。12年くらい前まで。
AT互換機と呼ばれるタイプのPCに。
当時はA、Bドライブがフロッピーディスクドライブ(以下FDD)として使用され、Cドライブは現在と同じハードディスクドライブとして使用されていました。

つまり、一昔前のパソコンにはFDDが2基装備されていたのです。
AからB、BからAへのデータの受け渡しも可能でした。

しかし、ハードディスクの高性能化と容量増加に伴い、FDDの数が1つになりました。そのときにこの世から消え去ったのが「Bドライブ」だったのです。
ハードディスクに割り当てられていたCドライブをBドライブに繰り上げると、既存のプログラムに支障を来す恐れがあったため、Cドライブのドライブレター変更は見送られました。
この結果、「空白のBドライブ」が誕生してしまったのです。

現在もそのときの流れを受け継いでいるために、「B」ドライブは空きドライブとなっています。もちろん、ハードディスクを増設するときにドライブレターをBにして使用することは可能です。

最近はFDDも使用されなくなったため、最初からFDDが搭載されていないパソコンも多く出回るようになっています。言い換えれば、「Aドライブ」もまさに風前の灯火なのです。
ディスクドライブの変遷はPCの歴史そのものであると言えます。

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2007.10.02 Tue l PC本体 l COM(0) TB(0) l top ▲

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